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【11月の米国CPI、期待を上回る上昇-インフレ鎮静化の難しさが浮かび上がる】

画像はイメージです
アメリカでは11月に消費者物価が想定外の上昇を見せ、連邦準備制度理事会(FRB)が当面高い政策金利を維持する意向を強化しました。
コア価格の上昇
エネルギーや食品などを除いたコアインフレ率は前月比0.3%上昇し、市場の予測と一致しました。これは10月の0.2%上昇に続くもので、前年同月比では4.0%上昇し、市場予想にも一致しています。
エコノミストたちは基本的なインフレ動向を把握するために、総合指標よりもコア指標を重視しています。
総合的な消費者物価の動き
総合的な消費者物価指数(CPI)は前月比0.1%上昇し、10月の安定した状態とは対照的でした。前年同月比では3.1%上昇し、これも市場予想と一致しています。
インフレを和らげることの難しさを浮き彫りにしました。
FRBのジレンマ: インフレと経済の安定のバランス
連邦公開市場委員会(FOMC)が2日間の通常会合を開始する中、専門家たちは現行の金利を維持する決定が予想されています。パウエル議長を含むFOMCメンバーは、金融政策を緩和方向に転換する前に、物価上昇の持続的な後退を確認したいとの意向を示しています。
経済アナリストの見解
サンタンデールUSキャピタル・マーケッツのスティーブン・スタンレー氏を含むエコノミストたちは、過去1年間で経済状況が改善していると指摘しています。ただし、インフレ水準がまだ主流ではないため、金融緩和に転じることには早すぎると警告しています。スタンレー氏は、2%からはまだかなり離れていると述べ、物価の目標にはまだ遠い状態だと強調しています。
インフレを左右する要因: 住居費と価格変動の違い
CPIには、賃貸、医療、自動車保険の価格上昇が反映されていますが、衣料品と家具の価格は下がりました。
CPIの約3分の1を占める住居費は0.4%上昇し、ガソリン価格の下落を相殺しました。エコノミストは、住居費の価格が持続的に和らぐことが、コアインフレをFRBの目標水準に引き下げるための鍵であると考えています。
インフレと価格動向に関する最近の動
住宅とエネルギーを差し引いたサービス物価は前月比0.4%上昇し、その伸びが前月より速まっています。FRBのパウエル議長らは、こうした指標がインフレの進路を評価する上で重要だと強調していますが、異なる指数に基づいて算出されています。
一方で、財の価格は持続的に低下し、ここ数カ月で消費者にいくらか余裕をもたらしています。食品とエネルギー商品を差し引いた財のコア物価は、2003年以降最も長い期間である6カ月連続で低下しています。
"本記事はブルームバーグの記事を元に要約しました。詳細は(元記事のhttps://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-12-12/S5K2X4T0AFB500?srnd=cojp-v2)で確認できます。筆者の見解が含まれているため、原文と異なる場合があります。"