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【エヌビディア決算:成長鈍化もAI需要が堅調、サプライチェーンの課題浮上】

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エヌビディア(NVIDIA)は、人工知能(AI)用チップで大成功を収めているアメリカのテクノロジー企業です。しかし、最新の発表によると、成長ペースが少し鈍化すると予想されています。以下はその内容をわかりやすくまとめたものです。

 

収益成長が鈍化

エヌビディアは、2024年第4四半期(11~1月)の売上高が約375億ドル(予想±2%)になると見込んでいます。この数字はアナリストの平均予想(370億9,000万ドル)をわずかに上回るものの、第3四半期の94%成長から第4四半期は約69.5%の成長に鈍化すると予想されています。

成長率が鈍化している理由は以下の通りです:

1.サプライチェーンの問題

•チップを製造するパートナー企業(TSMC)の生産能力に限界があり、十分な供給ができていません。

•TSMCでは特に高度な技術が必要な製造工程がボトルネックとなっています。

2.投資家の期待の高さ

•エヌビディアはこれまで市場予想を大きく上回る成果を出してきましたが、今回は「予想を少し上回る程度」だったため、一部の投資家にとって物足りない結果となりました。

 

データセンター部門の成功

エヌビディアの売上の大部分を占めるデータセンター部門は、クラウド企業からの高い需要によって好調を維持しています。第3四半期の売上は前年比で112%増加し、307億7,000万ドルに達しました。ただし、これは前四半期の成長率154%と比べると、やや落ち着いています。

AI関連のチップ需要が引き続き売上を支えており、特に以下の分野での需要が増えています:

•生成AI(AIが文章や画像を自動生成する技術)の処理に必要なデータセンター向けチップ

•AIモデルのトレーニング(学習)や推論(結果を導き出す処理)用チップ

新しいチップ「Blackwell」の導入

エヌビディアは、新しいAI用チップ「Blackwell」シリーズを発表しました。このチップは、前世代の「Hopper」シリーズよりも性能が向上しています。以下はBlackwellの特徴です:

•初期の粗利益率は70%台前半ですが、生産規模が増えれば75%程度まで向上する見込みです。

•第4四半期中に多くのBlackwellチップを出荷予定で、予想を上回る売上が期待されています。

また、TSMCが製造プロセスを調整したことで、Blackwellに見られた設計上の問題が解決されたと発表されました。

 

株価の動向

エヌビディアの株価はここ数ヶ月で急上昇しており、年初から約4倍、過去2年間で9倍以上に達しています。しかし、最新の発表後、株価は1%ほど下落しました。これは、投資家が期待していた「大幅な予想超え」が実現しなかったためとみられます。

 

まとめ

エヌビディアはAI市場の拡大を背景に大きな成功を収めていますが、サプライチェーンの課題や成長率の鈍化が課題となっています。特に投資家の期待が高すぎるため、今後は供給体制の改善や、さらなる成長戦略が求められそうです。

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