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【トランプ氏が新しい関税制度を指示、日本も影響を受ける可能性】
トランプ大統領が「相互関税」という新しい関税の仕組みを検討するよう指示を出しました。早ければ4月にも発動される可能性があるとのことですが、今回の措置には日本も含まれています。相互関税とは何か、どの国が影響を受けるのかをわかりやすく解説します。
相互関税とは?アメリカの貿易戦略
「相互関税」とは、アメリカが貿易相手国に対して、「相手国がアメリカの商品に高い関税をかけるなら、アメリカも同じように関税をかける」という制度です。
例えば、日本がアメリカの牛肉に高い関税をかけているのに、アメリカが日本の車に低い関税しかかけていないとしたら、アメリカも日本の車に同じくらいの税金をかける、という考え方です。
トランプ氏は、「アメリカは不公平な貿易ルールのもとで不利な立場にある」と主張しており、この状況を改善するために相互関税を導入しようとしています。
日本も調査対象に。影響を受ける国と業界
今回の相互関税の対象国には、日本も含まれています。
トランプ氏は特に、ヨーロッパ連合(EU)、日本、韓国を名指しし、これらの国々の関税や補助金制度がアメリカにとって不利だと指摘しています。特にEUの付加価値税(VAT)や、アメリカの農産物・車に対する各国の規制が問題視されています。
今回の措置は、特定の業界にも影響を与える可能性があります。
・自動車(日本車にも関税がかかる可能性)
・半導体(韓国や台湾の企業も影響を受ける可能性)
・医薬品(製薬業界にも影響が広がる可能性)
これらの分野はアメリカにとって重要な産業であり、他国との競争が激しいため、今後の貿易交渉の焦点となるかもしれません。
いつ発動?交渉の可能性も
今回の関税は、すぐに発動されるわけではなく、まずアメリカの通商代表部(USTR)や商務省が詳細な調査を行います。
この調査には時間がかかるため、実際に関税が決まるまでには数週間から数か月かかるとされています。トランプ氏の側近は「4月には検討が終わる」と話しているため、早ければその頃に発動される可能性があります。
ただし、トランプ氏が過去にメキシコやカナダとの交渉で見せたように、関税をかけると発表しながらも最終的には交渉で有利な条件を引き出すことを狙っている可能性もあります。
今回の相互関税についても、トランプ氏が各国に対して関税の引き下げを求める交渉材料として利用するかもしれません。しかし、トランプ氏は「今回は例外措置なし」と明言しており、どの国も特別扱いしない方針を示しています。
まとめ:日本への影響は?
相互関税は、アメリカが他国の関税政策に対抗するための新しい制度で、日本も調査対象に含まれています。特に自動車、半導体、医薬品などの業界が影響を受ける可能性があり、4月にも発動される可能性があります。
しかし、トランプ氏が交渉のための戦略として関税を利用する可能性もあり、今後の各国との貿易交渉の動向に注目が集まります。日本がどのように対応するのか、引き続き注意していく必要がありそうです。