
トランプ大統領が関税をかけると発表!カナダ・メキシコ・中国が反発
アメリカのトランプ大統領は 1日(日本時間2日)、カナダとメキシコからの輸入品に 25%、中国からの輸入品に 10% の関税をかけると発表しました。この発表に対し、カナダやメキシコ、中国はすぐに反対し、それぞれ 報復措置(仕返しの関税) を取ると発表しました。
カナダ:「仕方ないけど、準備はできている!」
カナダのトルドー首相は X(旧Twitter) で「これは望んでいなかったが、カナダは準備がある」とコメント。その後の記者会見で、 アメリカから輸入しているビールやワイン、食品、家電製品などに25%の関税をかける と発表しました。
最初に 300億カナダ・ドル(約3兆2000億円) 分のアメリカ製品に関税をかけ、その後、カナダの企業がアメリカ以外から商品を仕入れられるようにしながら 追加の関税をかけていく とのことです。
中国とメキシコも怒る!
中国の商務省(貿易を担当する機関)は「この関税には 断固反対する!」と発表。さらに、 「WTO(世界貿易機関)」 という国際的なルールを決める場所に アメリカを訴える ことを考えているそうです。
また、メキシコのシェインバウム大統領も 「アメリカへの対抗措置を準備するよう指示した」 と発表し、 アメリカに輸出する製品への関税や、ほかの対策 も考えているとコメントしました。
自動車やエネルギーに大きな影響が出そう
今回の関税は いろいろな商品 に影響を与えますが、とくに 「車の工場」や「エネルギー」 に大きな打撃がありそうです。
アメリカの GM(ゼネラル・モーターズ)やフォード、ステランティス といった車メーカーは、カナダやメキシコと深い関係があるため、 今後の経営に影響が出る可能性 があります。
また、アメリカはカナダから石油や電力を輸入していますが、今回は 10%の関税がかかる ことになりました。カナダへの関税を 25%ではなく10% にしたのは、「ガソリンや暖房の値段があまり上がらないようにするため」だとアメリカの政府関係者は説明しています。
トランプ大統領の目的は「アメリカの安全」?
トランプ大統領は、関税をかける理由について 「不法移民」や「フェンタニル(強い薬物)」の問題を防ぐため だと説明しています。今回の命令は、 「アメリカ国民の安全を守るための特別な法律」 を使って出されたもので、かなり強い内容になっています。
これからどうなる?
トランプ大統領は、選挙のときから 「広い範囲に関税をかける!」 と約束していました。今回、その約束を 本当に実行した ことになります。
ただ、 「サプライチェーン(商品を作る流れ)が混乱する」「物価がもっと上がる」 などの心配をする声も多く、 アメリカ国内でも意見が分かれています。
また、今回の命令には 「不法移民対策などでアメリカの要求に応じれば関税をやめることもできる」 というルールもあります。しかし、 本当に関税がなくなるかどうかは不明です。
これから 各国の動きや、株価の変化 に注目が集まりそうです!